膝の角度

痛み解消コンサルタント・山田辰徳です!

今日は、私自身の過去や、実際の患者さんの経験で強く思った、
「間違ったトレーニングは、逆にケガのリスクを高める」という点についてお話します。

特に、ヘタをすれば手術が必要になる「スクワットのやり方」について。

 

スクワットのやり方で、ヒザの運命が決まる!!

スクワットのやり方を間違えると、とんでもないことになります!

学生のトレーニングでよくある例が「もっと深くやれ!!もっと早くやれ!!」という声掛け。

していませんか?言われたことないですか?

深くやるのも早くやるのも否定はしませんが、正しくない方向に膝が動いているのは放っておけません!

 

関節の向きを意識せずにスクワットをすると、色んな方向に動いている膝をコントロールできていません。

気づかずに続けていると、膝が間違った方向に向いているまま、身体が覚えてしまいます。
要するに、クセがついてしまうんですね。

そのままスクワットをすると、膝の可動域にかたよった負荷をかけ続けることになります。

関節はみんな可動域があります。

ある程度は広がるのですが、その可動域を超える負荷がかかったら・・・手術と長期間のリハビリが必要になることも少なくありません。

 

右膝前十字靭帯を断裂した、患者さんの話。

まず「前十字靱帯(ぜんじゅうじじんたい:ACL)」についてお話しますね。

ちょっとWikipediaから説明を引用します。

膝関節の中にあって大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)を結ぶ強靭な紐で、関節を安定に保つ支持機構をいう。脛骨が前方へ変移する(ずれる)ことを防ぐ。
前十字靭帯 – Wikipedia より

つまり、太ももの骨とスネの骨をつないでいる、大事な靭帯です。関節の中にあるので外から触ることはできません。

 

その患者さんと私が出会ったのは、彼が「内側側副靭帯(MCL)」を損傷していた時でした。
膝の捻挫みたいなものですね。

ちょっと気になったので、スクワットをしてもらったんです。

 

私「・・・なんか、違和感ない?」

彼「いえ?別に。いつもやっていますし」

私「これだとそのうち、ACL(前十字靭帯)切れるよ?」

彼「あー、右膝切ったことあります。中1の時。入院しました(笑)」

私「いやいや、(笑)って!このままだと、また切れるよ?補強しとかないと」

 

こんな会話をしてしばらく経って、彼が大学2年生の時。

「先生、左足が・・・」と、来院した彼の左膝の前十字靭帯は断裂。

「だから言ったやろー」と返すしかできませんでした(^_^;)

こうなると、手術してリハビリしなければ治りません。

 

だいぶショックだったようで、今は損傷前よりもパフォーマンスを上げるべく、リハビリに励んでいます。

間違ったスクワットで、大変な事になった患者さんの実話でした。

 

前十字靭帯が切れる時

image分かりやすく、片足スクワット写真を用意しました。

写真のように、に膝蓋骨(ヒザのお皿)がさらに内側(足の親指よりも内側)に入って負荷がかかると、

『ブチュッ』

という音とともに崩れ落ちます。(結構、イヤな音がします・・・)

その時は、意外と歩けるかもしれませんが、みるみる悪くなっていきます。

おかしいと思ったら早めにご連絡くださいね!

 

先ほどの患者さんの場合、

  • 間違ったスクワットを続けていた
  • 膝の可動域が間違った方向に広がってしまった
  • 動けると勘違いして、限界まで負荷がかかって断裂

という状況でした。

接触で靭帯を損傷する人もいますが、私の経験ではこのような自爆が少なくありません。

前十字靭帯が切れる前と、切れた後の違い

前十字靭帯断裂前・写真

前十字靭帯が切れる前の通常の状態

前十字靭帯断裂後・写真

前十字靭帯が切れた後

前十字靭帯が切れた後だと、膝の下に隙間がないのがわかりますね。この状態はかなり痛いです!

 

間違った筋肉トレーニングは、ケガをしやすい身体にしてしまう!

筋トレって、身体を鍛えるイメージありますよね?

でも、やり方を間違えると大変です!

ケガのリスクを高めている!!

もっと悪く言えば、

ケガをする身体作りをしている!!

ということになってしまうんです!

前十字靭帯を守るための、正しいスクワットの仕方

imageスポーツマッサージ金沢では、
リハビリをしながらもケガをしないためのトレーニングを指導しています。

「ケガをする前よりも強くなる!!」がモットーですから☆

今回のスクワットの仕方で言えば、
右の写真のような感じで膝蓋骨(ヒザのお皿)の位置をしっかり意識しましょう。
(写真は両足スクワットなので大腿骨が変な角度に見えますが・・・)

これはあくまで1つの例です。

 

もし、スクワットをしていて違和感がある、
最適なトレーニングができているか心配、という方は多いと思います。

LINE@もはじめましたので、学生さんや監督の方も、お気軽にご相談ください。

LINEは sport-trainer-yama で検索するか、下記お問い合わせフォームからどうぞ!

>> スポーツマッサージ 金沢 へのお問い合わせはこちら

The following two tabs change content below.
山田 辰徳

山田 辰徳

痛み解消コンサルタントスポーツマッサージ金沢
幼少の頃からサッカーを始め、プロを目指す為に上京。しかし度重なるケガの末、医師から言われた「痛みとうまく付き合っていきなさい」という言葉で引退を決意。以後自らの経験を元に「ケガをしても痛みを取る+ケガをしにくい体づくり」をポリシーに、スポーツトレーナーとして敏腕を振るう。 "スポーツ(運動)をしているすべての人の駆け込み寺" として、金沢で唯一のスポーツマッサージを行なっている。